真言密教とは

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真言密教の開祖

弘法大師様

真言宗は空海(弘法大師)によって開かれた密教を中心とした宗派です。平安時代の804年、のちに天台宗を興した最澄と同じ時期に留学僧として入唐しました。空海は唐で密教の第一人者の恵果のもとで2年余り学び密教の金剛界、胎蔵界両方の秘法をすべて授かったと言われています。

帰国後816年に高野山を開き金剛峰寺を建立、これが真言宗の総本山となりました。さらに、823年には東寺を賜りここを鎮護国家祈祷の修行を行う根本道場としました。ここから天台宗の密教を台密というのに対して真言宗の密教を東密といいます。

仏教の教えには顕教と密教と二つの分類があり、顕教とは「顕らかに説かれた教え」という意味で、これは衆生に教えを説くために姿を現した釈迦が人々の能力や性質に応じてわかりやすく説き示した教えであると空海は考え、一方密教とは「奥深い考え」という意味であり、真理そのものである大日如来が示した究極の奥義つまり秘密の教え(密教)であると考えたのでした。顕教では長い修行の末に成仏することを目指しますが、密教では大日如来と一体となって修行すればこの身がそのまま仏になるとできると説いたのでした。